Sarubiaは,
AC(アダルト・チルドレン・オブ・ディスファンクショナル・ファミリー
(Adult Children of Disfunctional Family)と呼ばれ,
「機能不全の家族に生まれ,現在大人になった人」という意味。)
という
過去を持ち,99’にHPにてリンクしている「やっとかめ通信」の
僧侶達と巡りあい,会話を続けていく事によってSarubiaの心が
解れていくまで,根本的に人間と心を通わせる事が出来ませんでした。
厳密に言えば「人の心を受け入れる事が出来なかった」という事でしょうか。

隆さんと結婚した理由も隆さんの真髄に触れた・・・という以前に,
現在を生きる事に疲れた自分から逃避するという事がありました。
その事はたぶん,結婚前のSarubiaの動向で,隆さんには薄々感じていたように想えます。
隆さんにはこのようなSarubiaの全てを受け入れて,とことん,見守ってくれた事に感謝しております。
暖かい愛情のない家庭に育ったSarubiaは,人を愛する心を持たなかったし,
人を愛する術すら持ち合わせていませんでした。
人をどのように愛すればいいのかを知らないという事も言えると想います。
 
子供というのは,
両親のたゆまない愛情に包まれて育つからこそ情緒的に安定し,
       「このような自分でも愛してもらえる。」
という安心感を持つ事が出来るのです。また自分を愛する事も出来るのです。
Salbiaは人を愛せないだけではなく自分自身すら愛する事も出来ない。また,
自分の存在する価値すら見つける事が出来ずに,45年近くも自問自答する毎日を繰り返して来ました。
このようなSalbiaですが, “ Beautiful   lives にて書いているように,Salbiaの心
(良い心も悪い心も)全てを受け入れて,それら全てがSalbiaであると認める事が出来て,
初めて自分というものを受け入れる事が出来ました。
 
しかし,自分を自分であると認める事が出来たからと,現在の自分が「これで良い」と認めたからといって,
長い間自分の存在を受け入れる事の出来なかったSalbiaの心は,一進一退を繰り返し,その都度
僧侶との会話を繰り返し,
「今の自分でいいのだ。今在る自分を受け止めて,その心を認める心から
「愿(つつしむ。実直であるという意)」
の心が
身に溢れてくるようになり。Salbiaは
「今の自分が自分であり,その自分を人として成長出来るように努力をしていく心」
大切なのであって,今在る自分の心の位置が問題なのではないという事に想い至るのに,
また長い日々を要し,
今やっと,自分の心の自然体によって自分を受け止めて,その自分の中から
人としてどのように生きていく事が良いのか。
 
心の自然体になる事が出来た時,初めてSalbiaの足は前へ進める事が出来るようになった。
      人の心を受け入れる事も出来るようになった。
      自分の心を開く事も出来るようになった。
それでも時々は自分の心を閉ざしてしまいたくなる事もあるけれど,それでも今は人の優しい心・言葉に
耳を傾ける事も出来るようになったし,自分の心が人の心に寄り添った時,以前のような自分の心の扉を
硬く閉ざす事はほとんどなくなって来た。
 
きっと,Salbiaの残りの人生には色んな苦難が待っている事でしょう。それでも,
暖かくなったSalbiaの心は,隆さんを始めとして,自分の周囲の暖かい心に支えられながら,
自分の信じた路を歩いていく事が出来るだろうと想う。

       自分の心を自分が受け入れる心・認める心から人として前進していく事が出来る。

 ※ 2003,6,20 ,我が家の小さな出来事より  *******************************************

    一句   くまんばち
   「とぼとぼと  何故歩く  くまんばち」

台風が過ぎ去った朝,雨の合間をぬってRocky達の散歩に出かけると,
朝の車の通行が割と多い時間帯にありながら,くまんばちがとぼとぼと,
道路を歩いて横切っていた。Salbiaは暫し立ち止まって見惚れてしまった。
  台風の風にて羽を痛めたのであろうか。
  台風の雨の影響にて飛べなくなってしまったのだろうか。
      それでも必死に歩いていた。
      自分は生きているんだ。
      自分は本当はお空を飛べるんだ。
      こんなの本当の自分ではないんだ!!
     必死に叫びながら歩いているようにも見えた。
飛べないくまんばちは,今の自分を嘆いて立ち止まったりしていなかった。
    一生懸命歩いていた。今の自分を一生懸命歩いていた。
       きっと,自分の命続く限り一生懸命,「今」を生きていくのだろう。

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